男の子の健やかな成長を願う五月人形のモデルとは?

男の子の健やかな成長を願う五月人形のモデルとは?
5月5日はこどもの日、端午の節句です。3月3日の桃の節句が女の子の節句なので、5月5日はこどもの日とはいうものの、実際は男の子の節句になります。

男の子のいる家では、鯉のぼりを立て、柏餅やちまきを食べ、家の中には兜や五月人形を飾ります。
今回は、端午の節句の中でも、五月人形についてのお話です。

五月人形は誰が贈るの?

男の子が生まれて、初めて迎える端午の節句を「初節句」といいます。
男の子の健やかな成長を願い、鯉のぼりや五月人形を用意しますが、五月人形は嫁ぎ先のご両親、つまり男系の祖父母が用意するのが昔の風習でした。

田舎では今でもそれに習うところも多いようですが、最近では男の子の両親が、気に入ったものを選ぶことも増えているようです。

また、昔は雛人形のように、段飾りの立派な五月人形を用意するのが主流でした。
しかし核家族化が進んだことや住宅事情もあって、兜飾りや五月人形だけを飾る家が多くなっています。

五月人形では、桃太郎と金太郎がモデルとなったものも多いようです。
それぞれどういった由来があるのでしょうか。

五月人形のモデル①桃太郎

昔話の「桃太郎」は、川で洗濯をしていたおばあさんが、流れてきた大きな桃を拾うところから始まります。
桃から生まれた桃太郎は、健やかに成長し、やがて村の人々を苦しめている鬼を退治するために、鬼ヶ島に行く決心をします。

犬とキジ、そして猿にキビ団子を与えてお供に従え、鬼ヶ島に渡って見事鬼を退治することに成功。
鬼が持っていた財宝を手に村に戻り、おじいさんおばあさん、村人たちと幸せに暮らすというサクセスストーリーなのです。

桃太郎がモデルの五月人形には、桃太郎にあやかって、立身出世しますようにと願う気持ちが込められています。

五月人形のモデル②金太郎

金太郎は、今の静岡県にある足柄山に住んでいたといわれる子供の昔話です。
山に住む熊にまたがって馬乗りの練習をしたり、鹿や牛と相撲の稽古をしたりしていたという元気な男の子。

ある日動物たちが谷を渡れなくて困っているのを見つけた金太郎は、木を倒して橋を渡り、動物たちを助けるなど、優しい子でもありました。
すくすくと元気に育った金太郎は、都に住む侍の家来となって、悪者を退治したというお話です。

金太郎はこのお話から、元気で優しい男の子の象徴とされて、五月人形のモデルに選ばれています。

端午の節句には、子どもの健やかな成長を願いましょう

我が家にある五月人形は、金太郎がモデルのものです。
夫の両親が初節句に選んでプレゼントしてくれました。
優しく健やかな、夫のような男性に育って欲しいというのは、私も夫の両親と同じ気持ちです。

今年も青い空を元気に泳ぐ鯉のぼりを眺めながら、息子の健やかな成長を願いたいと思います!

Posted by S&S