夏祭りといえば打ち上げ花火!でも花火大会の始まりっていつごろから?

夏祭りといえば打ち上げ花火!でも花火大会の始まりっていつごろから?

夏祭りといえば、皆さんは何を思い浮かべますか?
ひと言で夏祭りと言っても、住んでいる地域によって色々違いがあるものですが、大体共通しているのが道の両脇に屋台が建ち並んで、大勢の人が浴衣で歩いている光景ですよね。
夏祭り会場も、神社やお寺、街の大通りや広場など、さまざまな場所で開かれています。
それでもやっぱり、夏祭りにつきものといえば花火大会です。
では、花火大会って、いつごろから行われていたのでしょうか。

日本最初の花火大会を開いたのは徳川吉宗だった!

日本で一番最初に行われた花火大会は、1733年に両国の川開きと合わせて行われた両国花火だと言われています。
川開きとは、夏の暑さをしのぐために、川辺で行われる納涼祭のことです。

両国の川開きは、享保の大飢饉と疫病(コレラ)の流行をきっかけに行われました。
慰霊と疫病退散を祈願するために両国で水神祭を行い、同時に花火を打ち上げたことが花火大会の起源となったのです。
この水神祭が江戸市民に好評だったこともあり、以降は納涼祭と花火をセットにして両国の川開きが行われるようになり、花火大会そのものが夏の風物詩の一つとなっていきました。

この当時の将軍は徳川吉宗。
時代劇では暴れん坊将軍として有名ですが、実際は質素倹約を掲げて様々な行政改革を行ったことでも知られています。
隅田川の土手などで花見を推奨した将軍でもあることから、意外と風流を解する人だったのかもしれませんね。

両国の川開きから隅田川花火大会へ

両国橋の上は風が通りやすくい上に川からの冷気も相まって、納涼スポットとして大人気だったそうです。
明治に入ってから新暦が採用されたことによって、両国の川開きの期間が短縮されても、涼みながら花火が見物できる格好のスポットとして、人気が衰えることはありませんでした。
ところが、あまりに人気があり過ぎたために、両国橋に詰めかけた人たちの重さで木造の橋が崩落する大惨事が1897年に発生したため、この事故の後からは橋の上からの花火見物が禁止となってしまったそうです。

昭和以降は太平洋戦争や川の汚染などの影響で度々中止されてしまいましたが、1978年に両国の川開きから隅田川花火大会へ名称を変更し、再び花火大会が行われるようになりました。
今では100万人近くの人が見物に訪れ、中継放送もされるビッグイベントとして成長しています。
天候や時勢によっては中止となることもありますが、機会があったら是非近くで見てみたいですね。

おわりに

隅田川の花火大会は、テレビ中継やネット中継をされているので、直接ではなくても見たことがある人もいるのではないでしょうか。
もっとも、隅田川に限らず、花火大会を近くで見ようとすると、場所取りが大変な場合もあってしり込みしてしまうかもしれませんね。
確かにお祭りの会場から見る花火も迫力があって良いものですが、少し離れたところから見る花火も風情があって良いものです。
もしお近くで花火大会が開かれるようなら、自分だけが知っている穴場スポットを開拓して見るのもおすすめですよ。

Posted by S&S